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  • 窯業系サイディング
    (張り替え)工事

    「窯業系サイディング」は「セメント質原料、繊維質原料、混和剤からなる、混合原料を成形・養生硬化して作る板状の外壁材」です。以前まで厚さは12~14mmほどが主流でしたが、現在は14mmから意匠性の高い35mmまでさまざまあり、中でも16~18mmが主流となってきています。

    以前までは防水性が低く凍害を起こしやすかったり、外壁材自体に熱がこもりやすかったりという欠点がありましたが、改良により表面の塗膜(コーテ ィング)が進化し、材料自体の強度も上がり、耐久性と意匠性の高い扱いやすい外壁材として広く普及しています。

    サイディング材の裏側に通気層をきちんと取るなど正しい工法で施工することが大切で、既存の傷んだサイディング材やモルタル壁を撤去しての張り替えにおすすめです。
    ただし、鉄骨造の場合にはサイディング張り替えが不適合な場合があるので確認が必要です。

    張り替え工事は、窓との取り合いが新築同様となり外観を損なわないだけではなく、外壁を一度撤去することで、躯体や断熱、下地の点検と補修が可能なこともメリットの⼀つ。

    また、最近は今までの窯業系サイディングにはなかった意匠性の高い商品が各メーカーから出てきていることも見逃せません。

    注目の壁材
    LAP-WALL(ラップウォール)/
    SOLIDO(ソリド、KMEW)

    新しく出た窯業系外壁材です。セメント工業製品ながら、天然石のような質感と硬さを持ちつつ、軽さを実現した薄い壁材で屋根にも使用可能。1枚1枚重ね張り(よろい張り)して仕上げていきます。壁材の下地に下地用合板と防水シート(フェルト)を施工しますので、手間とコストはかかりますが、意匠性の高い個性的な外観を実現できます。

    ※取り扱いメーカー:KMEW(ケイミュー)、ニチハ
    ※窯業系サイディングでの上張り工事は、躯体にかかる重量の問題で建物の耐震性能に影響するため、木造建築では行っておりません。

  • 金属サイディング
    (張り替え工事・上張り工事)

    「金属系サイディング」とは、ガルバリウム鋼板の裏側に高圧縮した断熱材が付いた外壁材のこと。
    高耐食性(サビに強い)があり、厚さ約15mmと非常に軽量なのが特徴です。近年は、ガルバリウム鋼板がさらに進化した「次世代・高耐久」を謳う外壁材となっています。表面材が金属のため、寒冷地で問題になる「凍害」の心配がありません。シャープですっきりした印象を与えるデザインが、世代を問わず人気です。

    ほかの外壁材に比べ軽量なため、建物に負担をかけずに既存の外壁の上から重ね張りが可能な外壁材として、モルタル壁やサイディングの壁からALC板やタイル貼りといった既存壁にも、外壁リフォームに多く使われています。

    重ね張り工法は既存壁を撤去しないため、ゴミを出さずに処分費がかからないというコストダウンのメリットも。そして、既存外壁の上に断熱材が加わることで、断熱性能アップが期待できます。

    重ね張り工事の場合、当社では必ず既存壁の補修と止水を行い、傷みが激しい部分や内部に不具合の懸念がある部分については⼀旦撤去。補修用サイディングなどで仕上げてから、金属サイディング張りに移ります。

    金属サイディングに張り替える場合は、躯体と断熱の点検をして必要に応じて補修と耐震補強をします。欠点としては、ものがぶつかった際に凹みや傷がつきやすい点。そして部材の納め方の性質上、補修時に部分的にそこだけを取り外して交換できないため、交換面積が大きくなり修理にコストがかかる点です。玄関まわりや建物の低い位置などは要注意で、そのような部分だけにサイディングのような衝撃に強く部分補修が可能な窯業壁材を使用するなど、デザイン的にもグレードアップする方法を考えておすすめする場合もあります。

    ※取り扱いメーカー:アイジー、KMEW、旭トステム
    ※防火地域・準防火地域では、金属サイディングでの張り替え工事には条件があるため、注意が必要です。

  • 外壁塗装

    既存のモルタル壁やサイディングを塗装でリニューアルする方法です。好きな色と配色をデザインできて、イメージチェンジすることができます。

    まず既存壁の状態をよく点検して、塗装でのリフォームが可能かどうかを判断。これは、外壁の劣化が進んでいる場合に、塗装でのリフォームをおすすめできない場合があるためです。塗装でのリフォームでは、傷んだ部分や亀裂の補修、コーキングの打ち直しなどをしたあと、塗料と既存外壁がきちんと密着するように下処理をすることが重要となります。

    外壁補修の中では、⼀番低い予算でリフォームが可能です。ただし耐用年数はサイディングより短く、既存外壁の劣化は進行するため、数年後には再塗装あるいは、外壁そのものの交換が必要となります。

    ※外壁塗装は 、使う塗料の種類によっては既存外壁の「呼吸」を妨げてしまい、内部結露が起こって急速に外壁の傷みが進行するため、注意が必要な工事です。
    札幌サイディングでは、適切な密着処理(プライマー)と塗料の選定で、建物の性能を損なうことのない施工をしております。

  • パンブリック(レンガパネル)

    「パンブリック」は、北海道と同様に過酷な気象条件のカナダで開発されました。スライスしたレンガの外装と、合板の裏込・高断熱ポリウレタンからなる厚さ63mmの外壁パネルです。

    このパネルを既存の外壁の上から張ることで、施工後はほぼメンテナンスフリーに。美しいレンガの外壁へのリフォームが可能になりました。外断熱壁材として、素晴らしい断熱・遮音性能と耐久性があり、ジョイント部をコーキングしなくても高い防水性があることが実証されています。決して安価ではありませんが、レンガの落ち着いた風合いと建物のグレードアップを実現できます。

    ※窓まわりの納めにはコーキングが必要です。
    ※この壁材はパネル化することで普通のレンガより軽量になっていますが、既存の建物の躯体強度や屋根の軒の形状などを確認のうえ、施工可能かどうか検討する必要があります。

  • 外壁補修工事

    部分的な外壁の傷みに対する補修のご相談にも対応。たとえばモルタル壁では、亀裂ができてしまった部分だけを補修して、色合わせ塗装で納められます。

    一部だけ傷んだ窯業サイディングの修理は、部分的に新しいサイディングと交換しますが、ほとんどの場合すでに同じ柄のものはありません。そのため、似たような柄で納めて塗装で色合わせするのが一般的な補修方法です。凍害などで補修箇所が複数ある場合は、すでにほかの箇所も劣化が進んでいる状態のため、外壁全体のリフォームをおすすめします。

  • コーキング打ち替え工事

    サッシまわりから室内に雨が吹き込んだり、サイディングの継ぎ目に隙間ができていたり…サイディング材の傷みは少なくても、先にコーキングの劣化が進んでいる場合は打ち替えます。

  • 屋根補修・塗装工事

    外壁と同じ外部環境にさらされている屋根やシャッターなども、定期的にメンテナンスが必要です。【札幌サイディング】では状況に応じて、外壁のご相談を受けた際に屋根の点検も行い、必要であれば補修や塗装もご提案しています。

  • その他付帯工事

    外壁のリフォームを検討するタイミングには、建物外部に設置されているすべてのものが点検・補修の時期を迎えていると考えて良いでしょう。【札幌サイディング】では、アンテナや窓サッシ、風除室、外部照明、玄関ポーチ、カーポートなどをすべて点検し、工事に対応しています。

  • お問い合わせから
    ⼯事完了までの流れ

    1.お問い合わせ
    「外壁に気になる部分がある」
    「外壁をリフォームしたい」
    そんなお悩みやご希望がある方は、お電話またはメールからお問い合わせください。

    2.現地調査・ヒアリング
    お客様のご都合に合わせて日程を調整のうえ、現地にお伺いしてお客様のご要望をヒアリングいたします。建物の図面をお持ちであれば、事前にご準備いただけますとスムーズなご相談が可能です。

    ※一度目の現地調査とご相談内容によって、その後に複数の工事担当者が現地調査を行う場合があります。

    3.お見積もり
    ご希望の工事内容のほか、現地調査で必要だと判断された工事も加えて、お見積もりいたします。

    ※お見積もりは、内容によっては現地調査終了からご提案までに1週間~10日ほどお時間をいただきます。

    4.ご検討
    見積書をご提案いたします(遠隔地からのお問い合わせの場合は、メールか郵送にて提案)。そして、見積書をもとに、施工内容をご説明。必要に応じて仕様に関するカタログやサンプルなどの資料もご用意いたします。資料をもとにご検討ください。

    ※場合によっては、仕様や工法が異なる2種類のお見積もりも可能ですので、ご相談ください。

    5.ご契約
    お見積もりにご納得いただけましたら、「リフォーム工事契約書」を交わします。外壁リフォーム工事に関しては、契約時に工事金額の10%を契約金として頂戴いたしますので、事前にご用意ください。契約書には工期も記載されますが、天候などの事由で変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

    6.仕様決定・ショールーム同行(部材発注)
    サイディングなどの使用部材の選定について、まずはサンプルでご覧いただきます。そのほか、配色シミュレーションの作成やショールームでより大きな部材で材質や配色コーディーネートの確認も可能です。ご希望に合わせて行いますので、ご相談ください。

    7.施工
    あらかじめ決定した日程に合わせて、施工に着手いたします。工期は、一般住宅でのサイディング張り替え工事の場合、足場の組み立てから施工終了後の足場の解体まで、約1ヵ月~1ヵ月半程度です。

    8.完了確認・お支払い
    工事が終了しましたら、現地で最終確認のうえ「完了確認書」にサインをいただきます。その後、契約書で交わした期日までに、施工費をお支払いください。

    9.アフターフォロー
    工事完了後1年以内に、工事により不具合が生じた場合は無償で対応いたします。その期間以降は、状況に応じてアフターフォローを実施。特に問題がなければ、工事後3年が経過したタイミングで、定期点検をご案内する予定です。そのほかの製品の不良については、メーカーの保証する範囲での対応となります。